世界中で大ヒットとなったプレイステーション2。
初代プレステでは荒かったポリゴンも綺麗になり、表現の幅が広がりました。その後のPS3やPS4に続く礎を築いたのはPS2だと思っています。
今回はそんなPS2の名作ソフトを思い出補正強めで紹介していきます。
PS2のおすすめソフト
ドラゴンクエスト5
SFCで発売されたドラクエ5の初のリメイク作品。以前に書いたSFCのおすすめ記事でドラクエ5を入れなかったのはPS2版の方が好きだからです。
3人パーティーだったSFC版から4人パーティーに変更されました。これにより家族全員でパーティーを組むことが可能になりました。今までは一人余っていましたからね(;´∀`)。
グラフィックも綺麗になり、ポリゴンのモンスターたちがめっちゃ可愛いです。ドラクエのナンバリングタイトルだと、モンスターがいかにもポリゴンという感じになっているのはこの作品だけです。最近のは絵的ですからね。
あと難易度も少し簡単になりサクサク進むようになりました。オススメです。
ドラゴンクエスト8
PS2で新作発表されたドラクエのナンバリングタイトルはこの作品のみ。
賛否両論を巻き起こした7とはうって変わって王道スタイルに戻りました。
8の魅力は何といっても広大なフィールドマップ。MPが尽きるころに次の街に着くなど本当に冒険しているような気持ちにさせてくれます。
ストーリーは4ぐらいの長さで最近のからすると少し短めですが、面白さは抜群。個人的にはこれくらいの長さでクリア後の要素がたくさんある方が好きです。
ファイナルファンタジー10
PS2で一番初めに発売されたFF。ジャンプのプレゼント企画で当たりました。
さすがグラフィックに力を入れているだけあって、初めてプレイした時の驚きは相当なものだったのを覚えています。
感動する泣けるという評価が一般的ですが、ストーリーは特に悲しいわけではありません。
私のメインパーティーはティーダ・ユウナ・アーロン。大概の人がこれですかね。ルールーもよく使っていました。キマリは・・(;´∀`)。
やりこみ要素も満載で限界突破するとダメージが9999を超えたりします。
ファイナルファンタジー10-2
FF10の続編ですが、ストーリーは特に関係はなくスピンオフという感じの作品。
イイ子だったユウナがギャルになっているなど、別の意味で衝撃を受けました(笑)。
戦闘は従来のアクティブタイムバトルに戻っています。やはりFFと言ったらコレですね。
FF10が完璧すぎたことからしばしば10-2はクソゲーと言われることがありますが、私は好きです。
なぜなら簡単だから。メインストーリーだけを進めているとサクサク終わります。私は2日でクリアできました(寝てない・・)。
ファイナルファンタジー12
PS2で最後のFF。大々的な変更が行われた作品となりました。
今作の特徴は何といってもシームレスなこと。移動と戦闘における区切りがありません。より冒険している感じが強くなりました。そのためストーリーの9割は何かしら戦っているという印象です。
また戦闘においてもガンビットという独自の指示システムを採用。仲間キャラクターへのコマンド入力が省略されスムーズに進めることが出来ます。
FFらしくないという理由で好き嫌いが分かれますが、これはこれで楽しいですよ。
テイルズオブリバース
異なる人種や民族間における共存と対立をテーマにした作品。ストーリーはかなり重いです。
主人公も無口で口を開けばヒロインの名前を連呼するという仕様。ヒロインもパーティーには加わりません(;´・ω・)。
そのためテイルズ作品の中でも異色であり、賛否両論の分かれる作品だと思います。
ではなぜ入れたのかというと、戦闘シーンがめっちゃ面白いから。3レーン制の戦闘はそれだけで頭を使いますし、自由度が上がります。
最近のテイルズは3Dばかりですが、ぜひまたこのシステムを採用して欲しいです。
テイルズオブディスティニー
PSで発売された同作品のリメイク。今までいくつかやったテイルズ作品の中でもこの作品が一番好きです。
個人的に好きなテイルズシリーズはなぜか「いのまたむつみ」さん絵の時が多いです。
ストーリーは王道。仲間キャラクターリオンの視点を追加したディレクターズカット版も発売されましたね。
この作品もリバース同様に戦闘シーンが面白いです。リバースは3レーン制でしたが、ディスティニーはとにかく空中戦。敵を空中に飛ばして追加コンボを決めていきます。
バイオハザードコードベロニカ
ドリームキャストで発売された同作品の移植作。
バイオハザード独特の雰囲気は今作も健在で、とにかく画面が暗いこともあって怖いです。
ストーリーも初プレイだと15時間ほどかかり、ゾンビの体力が多いなどもあってかなり骨太な内容になっています。
ドリームキャストを持っていなくて、PS2で初めてプレイしたという人も多いのでは。
鬼武者
PS2初期のヒットを牽引した作品。100万本突破のCMも打ち出していました。
もともとはPSでの発売を予定しており、バイオの日本版というような感じでした。それはそれでやってみたかったですが。
この作品の良いところは一言で爽快感。バッサバッサと敵を切っていく快感はバイオにはなかった感覚です。
またレベルアップの要素も含まれており、単純な戦闘を繰り返すだけでも意味があります(タイムアタックの妨げになるけど・・)。
そして忘れてはならないのが主演を務めた金城武の棒読み(;´∀`)。慣れれば気にならないかと。
鬼武者2からはデザインが幻想的になったためあまり好みではありません。
デビルメイクライ
鬼武者の悪魔版。この頃のカプコンは出せば出すだけヒットになっていた感覚です。
ストーリーは特にありません。そのため途中で今何をやっているのか疑問に思うことも。
この作品の面白さは圧倒的なアクション性。銃と刀を駆使して敵を倒していきます。現在ではこういうゲームも普通にありますが、当時はここまでできるのかという感動が凄かったです。初期装備の2丁拳銃がとにかくカッコイイ。
難易度はバイオや鬼武者に比べて高め。さらにクリアすると難易度を上げることが出来ます。
龍が如く
現在も発売されている龍が如くシリーズの1作目。体験版をプレイして即購入を決意しました。シェンムーのヤクザ版です。
海外ではヤクザというタイトルで発売されています。そのまま(笑)。
グラフィックはそこまでキレイではありませんが、神室町を舞台に繰り広げられる物語はまるで映画を見ているかのよう。
とにかくアッチ系の人たちの言い回しが最高です。
しかしなぜ主人公は街を歩くだけでああも絡まれるのか・・。
ウイニングイレブン9
PS2で発売されたウイイレの中だと9か10が最高傑作でしょう。
ドリブルでゴリゴリ押したいなら10ですが、リアルに近いバランスという意味では9が最高だと思います。
決してドリブルで抜けないわけではなく、要はタイミングです。慣れると簡単に抜けます。ボールが足から離れる距離が長いというだけなので。
この当時のウイイレは出せば100万本を突破していました。最近はホント売れなくなりましたね。
CAPCOM vs SNK2
カプコンの2D格闘ゲームの最高傑作。通称カプエス2。未だにゲームセンターで見かけることがあります(笑)。
ストリートファイターや餓狼伝説だけでなく、私立ジャスティス学園・月華の剣士までも網羅する守備範囲の広さとなっており、往年の格ゲーファン必見の内容でした。
45人という当時最大級のキャラ数も驚きでした。キャラ数が増える程ゲームバランスが崩壊していくイメージがありますが、かなり整っています。
私は友達と遊ぶときはまずこのゲームからというほど鉄板でした。
MARVEL VS. CAPCOM 2
カプコンのVSシリーズにしてお祭りゲームな作品。通称マブカプ2
50人という圧倒的な人数で、パーティーも2on2から3on3に変更されました。
このシリーズといえばやはりエリアルレイヴでしょう。敵を空中に飛ばして追い打ちをかけるスタイルはその後多くの格闘ゲームで取り入れられています。
一点残念なのはキャラの多くが後出しなこと。初めの状態だと半分くらいしかいないため、一つずつ出していくのが面倒くさいです。
ストリートファイター3 サードストライク
ストリートファイターシリーズの最高傑作がコチラ。未だにこの作品で遊んでいます。
スト2の馴染みのキャラはりゅう・ケン・春麗しかいませんが、他のキャラも個性が立っています。
このゲーム最大の魅力はブロッキングシステム。攻撃を受けるときにガードとは反対方向にキーを入れることで主導権を持って反撃に移れます。ウメハラがブロッキングを駆使して大逆転勝利する動画はあまりにも有名。
ドット絵もヌルヌル動くので見ているだけでも楽しいゲームです。
ストリートファイターZERO ファイターズ ジェネレーション
ストリートファイターZEROシリーズの4作品とポケットファイターが収録されています。
ストZEROは小学生の頃アーケードで稼働していたタイトルだけに、思い出補正が強く働きます。個人的には一番よく遊んだゼロ2が好み。
また一緒に収録されているポケットファイターは単なるおまけではありません。PSで発売された独立したタイトルになります。
キャラは2頭身ですが、しっかりと格ゲーとして成り立っており、普段のストリートファイターとはまた違う楽しさがあります。CPUの難易度は低めです。
ヴァンパイア ダークストーカーズコレクション
ヴァンパイアシリーズの5作品を収録した作品。
PS2のディスクの容量を活かして、ほぼアーケードそのままの移植となっています。
キャラがスト2などに比べると化け物しかいないので、好き嫌いは分かれると思います。人間に近いのはサキュバスのモリガンとリリスでしょうか。
私はヴァンパイアハンターだとレイレイを、セイバーではリリスを使用していました。どちらも外見重視です(笑)。
ザキングオブファイターズ-オロチ編-
KOFの95・96・97を収録したベスト版。ハイ、完全な思い出補正になります(;´∀`)。
小学生の頃遊んだ作品が一度にできるなんて夢の様でした。
しかもセガサターン版と違い、ロード時間がほぼありません。1回ごとに30秒以上待たされたストレスが無くなりました。
肝心の内容はというと・・粗削りです。あと97では一部キャラで音楽がありません・・。
個人的には96が好きです。超必殺技が出しにくいけど。
ザキングオブファイターズ 2002 UNLIMITED MATCH
KOF2002のリメイク作品。通常のKOF2002の方もPS2で発売されています。
4年に一度のストーリーに関係なく、ただお祭りするだけのタイプです。KOFのお祭りシリーズは名作揃いですね。
登場するキャラ数は58人と最多で、通常版よりも14人も増えています。
KOF2002の評価がもともと高かったことから、今作も非常に面白いです。もちろんグラフィックも強化してあります。
ただこの頃にはKOF自体の人気が無くなってきたことが残念・・。
餓狼 MARK OF THE WOLVES
ネオジオで発売された同作品の移植版。現在PS4でもダウンロードすることが可能です。
リアルバウト餓狼伝説から10年後の世界が舞台となります。
この作品の主人公は悪役ギースハワードの息子であるロックハワード。餓狼伝説のキャラクターはテリーしか登場しません。キムカッファンの息子はいますけど。
グラフィックがヌルヌル動くのでプレイしていて楽しいです。B.ジェニーが可愛くて好き。
ギルティギア イグゼクス スラッシュ
PS2の格闘ゲームを語るうえでこのシリーズは欠かせないでしょう。
ド派手なアクションとその中二病的なセリフからアニメ好きにファンが多い印象。スト2などとは明らかにファン層が異なります。
ゲーム内容はとにかく攻撃重視のコンボゲーム。初心者でもボタンを連打しているだけで簡単にコンボが繋がります。
グラフィックは綺麗なのですが打撃音が小さいため、あまり殴っている感はありません。ここの好みは分かれそうです。
ブラッディロア3
ハドソンの3D格闘ゲーム。獣に変身する(擬人化みたいなもの)と色々とパラメーターがアップすることが特徴。
技の派手さやコンボの繋がりやすさに重点を置いているため、ゲームとしては若干大味です。
しかしながら獣に変身するという他のゲームには見られないマニアック性から、一部のコアなファンから支持されています。
シリーズの売りである血のり表現も控えめなため受け入れられやすいと思います。でもあまり売れなかったんですよね。
ハドソンブランドが終了してしまったため、新作の発表は恐らくないでしょう。
バーチャファイター4 エボリューション
PS2で発売されたバーチャファイター4の進化版。柔道家の日守剛とキックボクシングのブラッドバーンズが新キャラとして追加されています。
アーケードモードで遊ぶのも普通に楽しいのですが、オススメは組手モード。実際のゲームセンターと同じく次々と対戦者が現れます。
段位などのシステムもあり、ゲットしたアイテムでキャラの見た目を変えて楽しむことも可能になっています。当時はこればっかり毎日2・3時間はやっていました。
まとめ
RPGとカプコン系のアクション、格ゲーばかりになってしまいました(;´∀`)。
他にも色々プレイしていますが、好きなのがこの系統なもので。
早くPS4でPS2のゲームがプレイできるようになることを祈っています。マジお願いしますよ(切実)。