過去2回に渡ってシリウスのダメなところばかり挙げてきました。
もちろん良いところもちゃんとあるので、今回はシリウスを使用するメリットについて書いていきたいと思います。
シリウスの良いところ
HTMLサイトだから軽い
ワードプレスは動的サイト、シリウスは静的サイトと呼ばれています。
とにかく出来上がったサイトは軽いです。
ワードプレスではキャッシュやプラグインでサイトの高速化を図りますが、それでもシリウスには敵いません。
最近はスマホでサイトを見る人が半数以上(7割くらいかな)なので、スマホで高速表示されるシリウスのサイトはかなりのメリットになります。
バックアップ・復元が簡単
これがとにかく簡単です。バックアップも復元もボタン1つで出来てしまいます。
ワードプレスではバックアップはボタン1つですが、復元にはかなりの手間がかかります。
サーバー側でバックアップデータを提供してくれることが多くなったとはいえ、復元がボタン1つでできるシリウスは非常に安心です。
サーバーの引っ越しが楽
バックアップと復元が簡単なことから、サーバーの引っ越しも非常に楽です。
FTPで新しいサーバーを指定して通常通りアップロードするだけ。特別な操作は何もいりません。
だからとにかく安いサーバーに契約しておいて、アクセスが増えてきたら乗り換えるという手段が取りやすくなります。
データベースの数を気にしなくて良い
サーバーと契約する際にまず見るのはマルチドメインが可能かどうかですよね。次にデータベースの数。
例えばワードプレスで運用する場合、マルチドメインが無制限でもデータベースの数が30個なら30サイトしか運用できません。
これがシリウスの場合、データベースを使わないため容量が許す限り何サイトでも作ることが出来ます。
とくに小規模サイトの数で勝負したいと思っている人には最適な仕様になります。
1カラムのペラサイトが作りやすい
1カラムと言わずとも10記事前後のサイトを作るにはシリウスが向いています。
特に一番力を発揮すると思えるのが1カラムのペラサイトを作るときです(個人的にはネットのゴミだと思っていますが)。
何よりも初動が速いですし、サイトタイプなら記事数が少なくてもそれなりに見えますから。
これがもしブログであれば初期設定でやることが多くあり、何よりも記事数が少ない場合スカスカに見えてしまいます。
まとめ
書いてみるとイイところも結構ありますね。
個人的には上の3つが特に気に入っています。この辺りが初心者用と言われる理由かと。
私がシリウスをオススメしないのは古く感じてしまうからであって、基本的な性能はしっかりしています。
ただ買うときは今一度本当に必要かどうかをしっかり考えて欲しいのです。