[大学受験]農学部に進学した体験談。授業・就職・研究についてのアドバイス

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今回は農学部受験を考えている人たちにアドバイスをしたいと思います。

私自身、農学部出身で大学院までいきました。大学院は他大学です。

その後はアパレルに行ったため全く関係が無くなりましたが、2つの大学を経験することで農学部へ進学することのメリット・デメリットは多く体験してきたつもりです。

21世紀はバイオの時代と言われてきましたが、全くそんな時代は来る様子がなく・・。受験においても花形とは言えない農学部。

そんな農学部に進学したらどうなるかということをお伝えします。

なお私は農学部に入ったことは後悔しておりません。文系のチャラい学生達を羨ましく思ったことは何度もありますが(笑)。

農学部ってこんなとこ。リアルに感じた体験談

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入試が他の学部に比べて簡単

これは嬉しいメリットですね。花形学部ではないため偏差値が理学部などに比べて少し低いです。1か2程度。

実際工学部と迷う人はほとんどいませんが、理学部と迷って農学部へくる人はいます。

基礎研究をするのが理学部、実践的なことを研究するのが農学部というイメージ。

理系だけど数学・物理からは逃げられる

農学部の学生はとにかく数学と物理が苦手です。たまたま生物が得意だったから来たという人がほとんど(生物が得意な文系です)。

授業自体は教養科目としてあることはあるのですが、必修ではなく選択制なので取る人はいません。

進学する学科次第では化学も取らなくて大丈夫です(生物生産など)。私は取りませんでした。

高校時代に生物を取っていないと死ぬ

逆に生物を受験科目にしていないと大変な目に遭います。

そんな人がたまにいるのですが、もれなく1年生の授業からついていけなくなります。

大学でやることは高校時代の応用です。知っていることは前提としてよりマニアックな授業が展開されるので、農学部に進学したい人は生物で受験するようにしましょう。

出席確認する授業が多い

最近はどこの学部もそうかもしれませんが、7割方出欠を取られるイメージです。

この方が出席点がもらえるので期末試験が楽になるんですね。

農学部の学生はマジメな人が多いので、基本的にはどの授業にも出席しています。

女子生徒の数が多い

これは大事。学生生活に花がでます。

私の時は約半数が女子学生でした。農学部に来るくらいなので、地味な子が多いです。

ただ、工学部の女子0人とかに比べれば遥かにイイですよね。

化学・生物系の実験は長時間拘束

農学部の特徴として実験時間が長いことがあげられます。

授業だとだいたい2年生後半から3年生にかけて、4年生は卒論があります。

実験はいつ終わるかわからないので、バイトのシフトを入れづらくなります。

卒論が始まるとバイトをしている学生はかなり少なくなります。

研究テーマが決まったら海外文献を読みまくる

いわゆる専門英語というやつです。英語で書かれた論文を読みまくります。

多くのゼミでは読んだ論文をまとめて発表することもやっています。

この専門英語がやっかいで普通の辞書には単語が載っていません。それ用の辞書を用意します。

はじめは1文訳すことも一苦労。とにかく時間がかかります。

ただよく出てくる単語を覚えてしまえばスラスラ読めます。論文自体は受験英語に比べて構文が簡単なんですね。

このように英語からは決して逃れられません。頑張りましょう。

研究室の教授との距離が近い

研究室に配属されるとゼミや研究報告でとにかく教授と顔を合わせます。

4年生になれば1日中研究室にいることになるので、教授との相性は超大事。

極論を言えば教授の人柄を見て研究室を決めてもイイぐらいです。

農業系は就職先が無い

農学部は中で色々な学科に分かれています。生物生産・食料化学・生命科学などですね。

その中でも農業系(生物生産)は特に就職がありません。

この学科は実践的な農業を研究している学科なので、メーカーへという就職先がなくなります。

結果として文系就職をするか、公務員の専門職・農協くらいしかありません。

研究室推薦がほとんどない

工学部には多くある研究室推薦。これは教授とメーカーがつながっているからです。

農学部はメーカーとの共同研究が少ないので、研究室推薦に期待するのは止めましょう。

農学部だから取れる資格が無い

農業に資格なんていりません。土地さえあれば始められます。

ただTOEICだけは受けておきましょう。就職や大学院入試で使用します。

マイペースな学生が多い

ウェーイ系の学生はごく一部です。大半の生徒はマジメで大人しめです。

大学生活にうまく馴染めるか心配する必要はありません。

このマイペースというところはデメリットにもなって、要は積極性に欠けるということです。

特にスタートダッシュが必要な就活において、多くの生徒が出遅れてしまいます。

学生へのアドバイス

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成績はしっかり取ろう

1・2年次の成績で研究室配属が決まります。成績が良い人から選んでいくイメージ。

自分のやりたいことで選んでもイイし、教授との相性で選んでもかまいません。

留年ギリギリで興味の無い分野、嫌いな教授というダブルコンボは避けましょう。

あと学生時代の成績は就活にはほとんど関係がありません。就職が決まってから提出する程度です。

大学院進学は慎重に

研究職につきたい、もしくはもっと学生でいたい場合、大学院に進学することになります。

大学院に進学した身として強く思うことは、研究が好きor学歴ロンダリングしたいという人以外行くべきではないということです。

院での研究は学部時代の研究が遊びに思える程ハードです。私も毎日12~15時間は研究室にいました。

そのため鬱になって消えていく人も多くいます。

周りがみんな大学院に行くからではなく、これがしたいという強い意志をもって進学するようにしましょう。

ABOUTこの記事をかいた人

元アパレル店員。ファッションとけもフレが好きなダメンズです。脱オタ歴は今年で9年目。トラッドをワークやミリタリーで崩すテイストが好き。30代中盤を迎え、体重がどんどん増えていることが悩み。