[福岡]博多ラーメンを100件以上食べ歩きした筆者が、本当にオススメするラーメン11選+α

福岡といえば博多ラーメン。

福岡県民のソウルフードにして、今や全国そして世界にその味は広がっています(実はうどんの方が店が多いのは内緒)。

私は学生時代そして就職と約7年間福岡に住んでいました。そして福岡に来るなりすぐに始めたことがラーメンの食べ歩きです。多い時には1日に4件もはしごしていました。

そんな中で分かったことがあります。やはり多店舗展開している有名店は美味しいと(笑)。これは紛れもない事実です。

多店舗経営には美味しい→人気が出る→店が増えるというしっかりとした理由があります。

実は私は博多ラーメンが苦手でした。味もそうですが鼻につく豚骨の匂いが受けつけなかったのです。特にしょうゆラーメンをメインで食べてきた人にはキツイかもしれません。

そんな中でたまたま入った有名店の味に一瞬でやられました。こんなにも美味しいラーメンがあるのかと。それ以降ラーメンは豚骨しか考えられないようになりました。

もちろん隠れた名店というのもあります。しかしながら中心部から遠かったり店が汚かったりと有名になれない理由があるのです。

またスープから先に飲め、会話NGといった頑固オヤジの変なルールがある店もあります。破ったら即退店。私が知る限りこういう店は1店だけですが、地元民のための店であり旅行で楽しく食べるのにはオススメしません。

現在多くのキュレーションサイト(まとめサイト)で博多ラーメンのオススメ記事が掲載されています(多分この記事はそれらに埋もれて多く読まれることはないでしょう)。

まとめサイトを読んで思うことは半分納得ですが、もう半分は首をかしげます。もちろん個人の趣向なので構わないのですが、自分自身が納得するまとめを作ってみたかったので記事にしました。

厳密にいうと博多ラーメンには博多・長浜・久留米の三種類がありますが、ここでは全て博多ラーメンとして一括で扱います。

本当に美味しい博多ラーメンのお店

博多だるま/秀ちゃんラーメン

個人的に博多ラーメンといえばここです。この2つは同じ会社が経営していてお父さんが博多だるまを、息子さんが秀ちゃんラーメンを作りました。味は結構似ています。博多だるまの方がよりドロッとしている印象。

とにかくこってりしていますが胃にくる感じは全然なく、箸が進みます。博多ラーメンではないですが無鉄砲に味が似ていると感じるかも。

両店ともに店内には有名人のサインがぎっしり。特に渡辺通りにある博多だるまの店は芸能人が多数来店しています。

最近秀ちゃんラーメンが味を開業当初の味に戻したそうです。ぜひ食べに行ってみたい。

博多だるま/福岡県福岡市 博多区博多駅中央街1−1 デイトスアネックス

秀ちゃんラーメン/福岡市中央区警固2-13-11

博多一幸舎

こってりしていてクリーミーなスープが特徴的。博多だるまと同じく王道といえる味です。

また博多ラーメンの中でもかなり豚骨臭いです。食べた後も体から豚骨の香りがします。

福岡以外だと東京や大阪・京都・岡山にも店舗があります。最近では海外出店も加速しています。

最近は京都駅の拉麺小路で食べることが多いのですが、お昼時は海外からの観光客で行列ができています。全国から有名店が集う拉麺小路において圧倒的な人気を誇ります。

店員さんも若い人が多くて活気があります。

博多一幸舎/福岡市博多区博多駅前3-23-12 光和ビル103号

元祖赤のれん 節ちゃんラーメン

私が豚骨ラーメンに夢中になるきっかけを作ってくれた店の一つ。全国展開はしていませんが、福岡では誰もが知る超有名店です。

3年ほど前に店舗を国体通りから大名へ移転しました。以前の店舗には総理大臣や朝青龍のサインが飾られていました。

ここの味はちょっと変わっていて醤油ベースの豚骨になっています。クリーミーだけど、まったく豚骨臭くありません。本場の豚骨ラーメンを普段から食べていない人(関西人など)でも拒否反応は出ないでしょう。

また麺が平打ちの細麺になっていることも特徴です。博多ラーメンで平打ちの麺を使っているところは非常に珍しいです。

ラーメンの価格は550円と有名店の中では安め。

元祖赤のれん 節ちゃんラーメン/福岡県福岡市中央区大名2-6-4

久留米 大砲ラーメン

久留米系のラーメンです。ここのラーメンを食べたことで私のラーメン食べ歩きは始まりました。

ここのラーメンは一言でいうと独特です。とにかく癖が強い。スープの味もそうだし、香りも他の店とは全く異なります。もちろん食べた後は体から豚骨の匂いがします。

スープの製法には呼び戻しスープという技法を使っており、昭和28年の創業時から一度も釜を空にしたことがないそう。その味は一口食べたら一瞬で味を記憶できるくらいにコクがすごいです。

やはり一番おいしいのは久留米にある本店だそうです。ただ天神にある店舗でも十分すぎるくらい美味しいですよ。

久留米 大砲ラーメン/福岡市中央区今泉1丁目23-8

博多らーめん ShinShin

よくランキングで1位になっているお店。店内には芸能人のサインが多数かざってあります。

店の雰囲気はラーメン専門店というよりは居酒屋に近い感じです。

背油が浮いているような王道の豚骨ラーメンとは違って、超あっさりクリーミーなスープが特徴です。全く胃もたれしません。一般的にイメージされる博多ラーメンの印象とは全く異なります。

実際にShinShinはめちゃくちゃ美味しいです。ただ観光で博多ラーメンを食べに来ている人に勧めるかというと最初には持ってきません。

博多だるまのような王道の豚骨ラーメンと組み合わせて、こんなのもあるよと後で提示します。

そうすると普段豚骨ラーメンを食べ慣れていない人はShinShinの方が好きと言うから不思議です(笑)。

博多らーめん ShinShin/福岡市中央区天神3-2-19 1F

長浜ナンバーワン

魚介スープをブレンドした長浜系ラーメン。長浜ラーメンの中だとここが一番好きです。間違っても元祖長浜屋に行ってはいけません(;´・ω・)。

もともとは屋台発祥のお店になります。長浜ラーメンということでその味はあっさり。「これが豚骨ラーメン?」と思っちゃいます。

麺・スープ・ネギがいい塩梅で混ざっていて、中で喧嘩しません。非常に大人しいラーメンであるというのが感想です。

そのため胃がもたれるくらいの背油や香ばしい香りというパンチを求めている人には向きません。ただ落ち着いたものが食べたいときに重宝するお店です。飲み会の〆でラーメンを食べたい場合にぜひ。

1杯550円とお手頃価格になっています。

長浜ナンバーワン/福岡県福岡市中央区今泉2-4-41 サンシティパーキング 1F

博多長浜ラーメン 風び

こちらも長浜ラーメンと名前がついています。

そこまであっさりしているわけではなくこってりに近い感じ。魚介系スープは入っていないのかもしれません。コクのあるトロみスープが特徴です。

非常に濃厚でついついスープまで飲んでしまいたくなりますが、後でかなり喉が渇くので注意(笑)。

以前はホークスタウン内に店舗がありました。野球観戦やZepp福岡でのライブの前によく通っていました。

博多の中心部だと中洲川端に店舗があるのでそこへどうぞ。

博多長浜ラーメン 風び/福岡市博多区上川端町9-151

博多ラーメン 鳳凛(ほうりん)

一味系ラーメンはなにも一蘭だけのものじゃありません。日本で初めて唐辛子だれをラーメンに入れたのが鳳凛というお店です。実は知る人ぞ知る名店。

一蘭よりも好きという人は結構います。何より一蘭は高いですからね。完全に海外からの観光客狙いの価格になっています(;´∀`)。

しかし鳳凛は1杯の値段が650円と平均的。さらに平日のランチタイムには替え玉が30円になるというサービスもあります(春吉店・筑紫野店)。

替え玉すると1100円くらいになる一蘭さん見習ってください・・。

味も一蘭とよく似ています。一蘭よりもさらにスープが白く、より豚骨の良さを味わえると思います。

また同じ一味系ラーメンだとラーメン暖暮というお店もオススメです。

博多ラーメン 鳳凛/福岡県福岡市中央区今泉2-5-24

博多ラーメン 膳

おそらく私が一番足を運んだお店が膳になります。

なんとこのお店ラーメン1杯の値段が280円、替え玉が100円なのです。しかも美味しい。

天神のど真ん中にあるので仕事帰りのサラリーマンはもちろん学生さん、カップルなど多くの人が利用しています。

皆さんサッと食べてサッと変えるのでとにかく回転が速いです。

またラーメン1人前の量が多いのも特徴です。一蘭の1.5倍はあるような気がします。

カウンターには生ニンニクが置いてあって、それを磨り潰すと味編が可能です。にんにくを入れることでさらに香ばしく味に深みが出ます。

ここのラーメン屋で注意しなければいけないのは、他の博多ラーメン屋より麺が柔らかめであるということです。

普段カタめで頼んでいる人はバリカタで頼んでください。一段階上げて頼むと上手くいきます。

ただ旅行で来る人にはこのお店はオススメしません。せっかくの旅行なのでもう少し高いところで食べてもらいたいので。ここは地元民の財布の味方なのです。

博多ラーメン 膳/福岡県福岡市中央区天神1-10-13

屋台のラーメン

博多の名物と言えば屋台です。上で紹介したお店も始まりは屋台からというお店が結構あります。

現在の屋台の主流はさっぱりした系統の豚骨ラーメンが多いです。飲み会の〆に使う人が多いですね。

ラーメン以外にも焼き鳥やおでんなども用意があります。お酒も飲めるのでサッと酔いたいときに便利。

また屋台では席と席が近いので隣の人との交流が生まれるという屋台ならではの楽しみ方もあります。

私は何度が奢ってもらったことがあります。男なのにですよ(笑)。

中はギュウギュウのすし詰め状態なので、荷物を軽くしてから行ってください。

屋台を体験しないと博多ラーメンは語れません。

ともちゃん

数多くある屋台の中でどれをオススメするかと言われれば、まずここでしょう。

2・3日煮込んで作った濃厚スープが特徴的なお店。私が食べた屋台の中では一番こってりしています。

濃厚なのですが、胸につかえる感じはありません。ちろん飲み会の〆にもOK。

お好みで紅ショウガを入れると味にメリハリがつき、さらに美味しくなります(ここに限らず紅しょうがは必ず入れてください)。

誕生して30年以上経つ名店で、博多駅のお土産コーナーではパッケージ商品としても発売されています。

ラーメン以外だと牛タンや牛レバーの炭火焼きが有名です。合わせてどうぞ。

ともちゃん/福岡県福岡市中央区天神1-14-16

博多っ子純情屋台 喜柳(きりゅう)

ここもファンが多いお店です。大丸の前にあって屋台の中では早い時間に開店しているため、仕事終わりのサラリーマンに人気。

私も会社の上司とラーメンを食べに行くともれなくここでした。いつも満員です(回転は速め)。店の外にまで椅子が並んでいます。やはりアクセスの良さは大事ですね。

ラーメンは1杯500円の安心価格。味はさっぱり系で、日本酒に合う感じ。屋台なのでお酒と一緒に頼んでる人も多いですよ。

喜柳の名物はモチモチぎょうざと焼きラーメン。特に焼きラーメンは目の前で鉄板焼きで作るので迫力があります。あたり一面に香ばしい香りと音が広がるので、知らなかった人もつい頼んでみたくなります。

850円と少し高いのがネック。

博多っ子純情屋台 喜柳/福岡県福岡市中央区天神1

[おまけ]一蘭と一風堂について

あえて上には書かなかったのですが、やはり外すわけにはいかないのでここで述べておきます。

個人的には福岡に旅行に来てこの2つに寄る意味があまり分かりません。全国展開しているので。

メリットといえば本店で食べられることぐらいでしょうか。

しかしながら味はどちらも天下一品。個人的には一風堂派です。

一蘭

誰もが知っている博多ラーメンの名店。本店は中洲川端にあります(地下鉄でアナウンスが流れる)。

仕切りで区切った個室カウンター席と紙で要望を伝えるという独自の方法を取っています。これはラーメンに集中できるように、周りの人が見えないようにするために導入されました。

あまり知られていないですが、カップルやお子様連れで来た時には仕切りを折りたたむことが可能です。

中央に秘伝のたれが乗った一味系ラーメンで、秘伝のたれを食べながら溶かすことで徐々に味変を楽しむことが出来ます。

この秘伝のたれは標準では1/2となっていますが、無しにすることも何倍にすることも可能です。たまにYouTuberが20倍くらいにして遊んでますね(;´∀`)。

オススメの注文方法はコッテリ・油多めの秘伝のたれ無し・青ネギ白ネギのダブルマークです。

価格が他の博多ラーメンより高いことが特徴で替え玉をするとすぐに1000円超えます。また麺の量も少なく、替え玉を2回しないと物足りないかもしれません。

美味しくてネームバリューがあるんだけど、コスパが悪い。それが私が一蘭に感じていることです。

そして最近は外国人観光客が多く、中国語が飛び交っているので落ち着けなくなりました。

一蘭/福岡県福岡市中央区天神1-10-15

一風堂

もはや日本を飛び出して海外でも大人気なラーメン屋です。

ラーメン屋なのにオシャレで女性客が多いのも特徴。店の入り口やテーブルまで全てにこだわりが見られます。

なんでも店全体をデザインする上で積まれたお椀の高さまでも揃えているそうです。

ただで食べられるもやしも美味しい(キムチ風味)。

ここの味は独特で一風堂にしか出せない味です。つまりクセが強い。

一蘭が万人受けだとすると一風堂は豚骨ラーメンが好きな人向け。しかしながら他のどのラーメン屋とも異なります。

欠点は食べた後に喉が渇くことくらいでしょうか(笑)。

赤丸と白丸がありますが、オススメは白丸です。豚骨ラーメン本来の味を堪能してください。

一風堂/福岡市中央区大名1-13-14

旅行で元祖長浜屋は止めておきましょう

元祖長浜屋

長浜ラーメンの名店。よくおすすめランキングにも登場しています。

ここのメニューはシンプルにラーメンのみ。店に入って30秒で料理が出てきます。

熱心なファンが非常に多く、このお店を勧める声は多いです。

しかしながら私は美味しいとは感じませんでした。よく食べに行く友人によると「美味しくはないんだけど、なぜか食べたくなる時がある」だそうです。

おそらく何回も食べていくうちに好きになっていく味ではないでしょうか。

旅行で食べる場合、一度で味が記憶できるお店の方が思い出に残りやすいと思います。

元祖長浜屋/福岡県福岡市中央区長浜2-5-38 トラストパーク長浜 1

ABOUTこの記事をかいた人

元アパレル店員。ファッションとけもフレが好きなダメンズです。脱オタ歴は今年で9年目。トラッドをワークやミリタリーで崩すテイストが好き。30代中盤を迎え、体重がどんどん増えていることが悩み。