[院試]学歴ロンダリングについて解説。地方国立から旧帝大に進学した体験談

今回は悪名高い学歴ロンダリングについて。

学歴好きの人たちの間でしばしば話題に上がり、肯定する人と否定する人に分かれる問題です。どちらかというと悪く捉えられる方が多い気がします。

まぁ、大半の人は学歴ロンダリングという言葉さえ知らないです。

しかしこれから大学院へ進もうと考えている人にとっては気になる問題ですよね。

私自身、地方国立→旧帝大にロンダしているので、その経験をもとに書いていこうと思います。

学歴ロンダリングとは

現在通っている大学の偏差値よりも高い偏差値の大学院に入学することです。通称:学歴ロンダ。

1998年に文部省が大学院重点化を行い、入学定員を大幅に増やしました。

学部よりも大学院の定員の方が多いこともザラで、結果として上位の大学院に入りやすくなりました。

違法な手段でお金を浄化するマネーロンダリングと比べられることが多く、2chなどの掲示板では叩かれる材料となっています。

ちなみに、あえて偏差値の低い大学院に行くことを逆ロンダと言ったりもします(笑)。

実際にロンダしてみた感想

2段階くらい上位の大学院に進学できる

実際にロンダといっても、どのくらいまで上の大学院に進学できるかですが、大体偏差値で2段階上のグループぐらいです。

私の場合だと、地方国立→中堅国立→上位国立(旧帝大)という感じで2段階アップしています。

周りのロンダしてきた院生の出身大学を見ても大体がこんな感じです。

私立大学の場合、日東駒専→MARCH→早慶となり、早慶レベルが十分に狙えます。

正直1段階アップだと、ロンダする意味がかなり薄くなります

大学院で学歴ロンダは差別されるのか問題

いくら2chで叩かれていようとも、実際に入学してしまえば出身大学よりもその人の人間性の方が遥かに大事です。そのため学生の間で差別されることはほとんど無いと言えます。

ここで大切なのはロンダしたことに満足せず、とにかくマジメに研究することです。遊んでばかりだともちろん叩かれます。

実際にロンダ目当てで院に行った人も、意識の高い周りの環境に感化されて研究に目覚めることはよくあります。

就活での評価

理系の場合だと素直に評価されることが多いです。遊んでいる大学生が多い中でマジメに勉強してきた証拠となるので。

エントリーシートの段階では最終学歴しか書かないため、学歴フィルターは無いも同然となります。

個人面接に進んだ場合でもどのような研究を行ってきたが重要となるので、あとはその人次第です。

しかしながら文系の場合は逆で、大いに苦労することとなります。

そもそも企業は文系就職において院卒を求めていません。また文系の院進学はただのモラトリアムの延長として見られる傾向が強いです。

例外があるとすれば、法律や会計の分野でしょうか。

一般の人の評価

そもそも世間の人は学歴ロンダリングという言葉さえ知りません。大半が文系ですからね。

どんな大学院でも、大学院に進学しているということだけで賢く見られます。

大学院は入学するよりも卒業する方が大変

しばしば大学院に入学することは簡単と言われます。

これは実際には、大学入試でその大学に入学するよりかは大学院の方が簡単という意味です。ここを間違えてはいけません。旧帝大でも自大学の院試に落ちる人は毎年一定数います。

そして大学院は入ってからの方が遥かに大変です。

授業の難易度は上がりますし、研究テーマが変わるのでまた1から勉強しなくてはなりません。研究が軌道に乗ってきたと思ったら今度は就活が入ります。もちろん学会発表もあるので、やることはいっぱいです。

おそらく高校3年の受験生並みにしんどい日々が続くでしょう。

学歴ロンダリングはやってみる価値はある

私のいた地方国立でも成績が優秀であっても自大学の院に進学する人が多くいました。

この場合、確かに研究テーマが継続されるのでより深く研究することが可能です。

でもたまたま入ったその研究室でやっているテーマに固執する必要はありません。

一度研究をした上で、新しく興味があるものを探してみることも大切だと思います。

よく大学院は偏差値ではなくて研究テーマで選べと言われますが、確かにその通りです。ただ多くの一流大学には様々な研究室があり、その中から興味のある所を選べば良いのです。

学歴は自分の人生を豊かにするツールでしかありません。

そもそも推薦やAO入試などの入学方法がある大学入試の方が不透明だと思いませんか?院試は内部性も外部性も全く同じテストを受けます。一つしかない入学方法なのです。

ABOUTこの記事をかいた人

元アパレル店員。ファッションとけもフレが好きなダメンズです。脱オタ歴は今年で9年目。トラッドをワークやミリタリーで崩すテイストが好き。30代中盤を迎え、体重がどんどん増えていることが悩み。